Le Saké

お酒のあらゆることについて掘り下げる

生酒と原酒の違いって何?@日本酒

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こんばんは。

もう日付が変わろうとしておりますね。

 

12日土曜日から神戸へ旅行する関係で3連休は更新できないため、すでに眠いですが(笑)1つ書かせていただきます。

もちろん神戸でもお酒は飲むので、少し知識系の記事を共有しましょう。

神戸のお酒にグルメ、楽しみだな~

 

さて、日本酒の「造り」についてです。

造りの中でも、今回はよく目にする「生酒(なまざけ)」、「原酒(げんしゅ)」について書いていきます。

 

一見すると同じような意味に見えるのですが、共通点としては、工程をすっ飛ばしているところですね。

具体的に見ていきます。

 

<生酒>

日本酒は本来、雑菌の繁殖と味の安定のため、火入れと呼ばれる加熱工程(約60℃)を2回行いますが、生酒はこの工程をすっ飛ばします。

火入れをしないので冷やして飲むのに向いており、味わいは酸味や清涼感が爽やかなフレッシュな味わいになります。

 

<原酒>

一般的には、できたお酒には水を加えて味とアルコール度数を調節しますが、原酒はこの工程をすっ飛ばします。

水で薄めないのでアルコール度数は高めで、味にもどっしりとしたコクがあります。

 

言われてみれば、言葉のままですよね(笑)

・「生」酒は、加熱しないから「生」。

・「原」酒は、水を入れない「原」料のまま。

こんな感じに覚えておけば、とりあえずは良さそうですね。

 

あとはこの味の違いを意識しながら、飲み比べするだけですね。

 

「造り」シリーズはまた更新したいと思います。

 

それでは良い週末をお過ごし下さい。

また次回~

 

(参考書籍)

 

(美味しく日本酒を飲むために・・)