日本酒の意外な健康メリットとは?@日本酒
こんばんは。
本日は著書「最高の飲み方」から、日本酒のお話です。
日本酒は「糖質が多い」という理由で健康面ではネガティブなイメージを持たれている方が多いと思います。
私も「悪酔いしやすい」とか、昔は違った方向でネガティブなイメージを持っているときがありました。
しかし最近は、健康面におけるメリットも確認されてきているとのことです。
まず前提として、なぜ日本酒に健康的メリットがあるかというと、
アミノ酸が豊富であるからです。
蒸留酒(ウイスキーや焼酎)など、他の酒類と比較しても、アミノ酸含有量はダントツ1位とのことです。
ではこのアミノ酸がもたらすメリットを、以下に3つ挙げます。
・心疾患のリスクが下がる
・学習、記憶能力の向上
・がん細胞増殖の抑制
1つずつ掘り下げていきます。
①心疾患のリスクが下がる
日本酒にはアミノ酸が2つ以上結合した「ペプチド」と呼ばれるものが、特に純米酒に多く含まれております。
このペプチドには、高血圧や動脈硬化といった心疾患のリスクを軽減させる効果が確認されております。
またその他にも、糖尿病をはじめとする生活習慣病の改善にも役立つと言われています。
②学習、記憶能力の向上
これまた上述のペプチド効果ですが、ペプチドにはバソプレッシンと呼ばれる大脳のホルモン(学習機能に関係するそう)を調整する効果があり、老人性認知症の発症を抑え、また学習、記憶能力を改善することがわかっているとのことです。
③がん細胞の増殖を抑制
日本酒に含まれる低分子量のアミノ酸はがん細胞の増殖を抑制すると、実験的にわかっているそうです。
また蒸留酒には同じ効果は見られなかったとのこと。アミノ酸のメリットはすごいですね。
ということで日本酒を飲むメリットを3つご紹介しました。
しかしここで気になるのは、
「一体どのくらいまでなら飲んでいいのよ?」
てところかと。
日本アルコール健康医学協会では、飲酒全般の適正酒量を1~2合としております。
つまり、1日に1~2合ならオッケーってことですね。
まぁあくまでメリットを享受できる量であって、デメリットは無い!とまでは言っておりませんので、アルコール等におけるデメリットは考慮しなければなりませんな。
日本酒が好きな私にとっては、うーん少ないという気分ですが、
健康のためにも家飲みの際は注意しておこうかと。
勉強する前日に飲み会がある場合は、日本酒を飲めばいいってことですかね?(微妙に違う気もする・・笑)
ぜひ参考にしてみてください。
それではまた。
<参考図書>
最高の飲み方
酒好き医師が教える 最高の飲み方 太らない、翌日に残らない、病気にならない
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