精米歩合って何?@日本酒
こんばんは。
今日は知っているつもりだけど、たまに削った量なのか残った量なのか
わからなくなる(私)
日本酒の精米歩合についてのお話です。
日本酒を造るときは、米粒をまるまる使うのではなく、
精米して米の外側を削ったものを発酵させます。
米100%に対して40%削ったものは、精米歩合60%、30%削ると精米歩合70%
削って残った方にパーセンテージをつけたものが、精米歩合です。
(歩合=割合のこと)
精米歩合の数値が低い値のものが人気を博しておりますが、
実際は4~5割削ってしまえば、それ以上削っても
味はほとんど変わらないと言われております。
精米歩合の数値が低い日本酒が人気な理由としては、削れば削るほど米の外側にある雑味が消えるからだそうですが、
その雑味の部分には旨味も入っているとのこと。
確かに精米歩合の数値が低いものはサラッとしていて飲みやすいので
人気な理由はわかります。
しかしまだまだお酒ビギナーの私からすると
旨味にも興味はありますね。
おそらくこの旨味は、いわゆる「後天的味覚」なのでしょう。
昔はウニや牡蠣の美味しさがわからなかったけど今は大好きなように、
年を重ねるか、あるいは日本酒を頻繁に飲んでいると、
旨味の良さがわかるのでしょうね。
居酒屋に行くとついつい精米歩合の数値が低いものを頼みがちですが、
「精米歩合70%で美味しいものありますか?」
なんてマスターに聞くと、ツウかもしれません(笑)
今度試してみよっと。
それではまた次回。