Le Saké

お酒のあらゆることについて掘り下げる

鎌倉ワインナイト

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どうも、お久しぶりです。

2月、なんと一度も更新しておりませんでした。

もちろんお酒は飲んでいたのですが、

色々と変化のある月であったり、コロナが本格化したりと、

バタバタの月でもありまして。

 

書くネタはたくさんあるのですが、2月上旬に

鎌倉ラン&ワインを満喫したときのことでも振り返りましょうか。

 

 

まぁ私はお酒は当たり前なのですが、

ランニングも好きなわけでして。

なんだかとにかく、泊まりで、景色のいい場所で走り、

そして一切の罪悪感無く、お酒を愉しみたいと。

そんな感情を抱いておりましたので、友人と行ってまいりました。

しかも車で。ありがたや。

 

この旅は、お酒、景色、運動、美食、自由がテーマです。

 

まず拠点に選んだのが、こちら。

http://we-base.jp/kamakura/?lang=ja

 

We Base 鎌倉です。

 

詳しくはHPを見ていただければ魅力が伝わるかと思います。

共用ラウンジ、大浴場、シャワールーム、レストラン、庭を自由に使えて、

ドミトリーなら3700円。

海まで徒歩1分。

 

これは良かったですよ。

 

次もここだな。

 

ということでこちらを拠点に、由比ヶ浜沿いを走るわけです。

鎌倉シティにも入っていくわけです。

最高の景色、良い汗。

ワインタイムのための、最高のソースです。

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出発は快晴、帰りはサンセット。

鎌倉、イイネ。

 

そしていよいよ、鎌倉ナイトです。

 

リサーチすると、満月の日にしかオープンしないワインバーがあると知り探したのですが、

残念ながら今はもう無いと…。

 

と、別のお店を探し、ワインボトル がいくつか置かれたお店を発見し、

「レストランって感じだし高そうだから2、3杯飲んで次いこう」

ってな気持ちで入店しました。

 

ブラッスリー・シェ・アキ」さんです。

 

ソムリエさんに迎え入れてもらい、迷わずカウンターへ。

 

そして迷わずシャンパーニュを注文。

 

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お初のシャンパーニュでした。

 

ガス圧が通常より高いみたいで、激しくシュワシュワしておりました。

 

ここで私が何のブドウが聞くと、

 

「あなた、こっちの業界ですか?」

 

と、完全に違うが言われると悪い気がしない質問が。

 

そしてスイッチが入ったのか、たくさんワインを紹介してくれる流れに。

 

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その前にシェフこだわりの、前菜の盛り合わせ。

前菜だけど全てが、つくりがしっかりしているなぁと。美味しい。

 

そうこうしているうちに、カジュアルに飲めるシャルドネがあると、

提供してもらいました。

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基本濃厚なシャルドネが好きですが、

サッパリ且つジューシーなこの方も良かったですね。

 

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そしてもはや注文していないのに、甘口ワインが登場。

シャンパンの時の質問で火をつけてしまったのか、

完全にソムリエさんのペースに。

 

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そしてこの甘口ワインのために、フォアグラ。

なんと、1200円。

なぜフォアグラがこんなに安いのか。

 

ソースの甘みとワインの甘みが、

かけ算して口に広がる感じ。

ソムリエさん、ハイペースだけど、やるな。

 

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そしてまたまたソムリエさんのおすすめで、白。

色々教えてもらったけど、メモしてなかったので、

どんなワインだったか…。

 

でもそのあとに出てきた料理とのペアリングは最高でした。

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えーっと、なんの魚だっけ…。

ただ、おそらくこの料理が、私的ベストでした。

 

やわらかいけどしっかりした肉厚に、

脂がのっていて、ソースとの相性も素晴らしい。

 

料理がすごく美味しいなぁと感じていたところに、

シェフの方が話しかけてくれまして。

なんと、ぐるないのゴチにも出たことのあるシェフとのこと。

 

色々と気さくに話してくださり、奥様もキッチンの中におり、

ソムリエさん、シェフ、奥様と愉快に盛り上がり始めました。

 

と、ソムリエさん、どうやらチーズの仕入れもご自分でやってると、

これから切るから盛り合わせにしてあげる、と。

 

迷うことなく注文。

 

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いやー、私の好きなものばかりじゃないか。

最高かよ。

 

なんて話をしていたら、私の好きなジブリオットのジュブレシャンベルタンの

空瓶を見つけ、ソムリエさんと話している中で、

「シャトーヌフデュパプ」

こちらをすすめてくれました。

 

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しかもまだ空いてないボトルをあけ、

グラスでいただきました。

 

これがまた、上質なピノ・ノワールという感じで、

見事にはまってしまいまして。

 

この日からなぜかヌフパプを飲む機会が多かったのですが、

きっかけはこちらのヌフパプですね。

いやぁまた飲みたい。

 

そしてそして、またまた空けてくださいました。

今度はCHINONです。

 

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CHINONカベルネフランで、

私も以前Amazonで別のものですがリピートしておりました。

 

こちらのCHINONも、キレイな感じでよかったですね。

 

このあたりからお客さんも徐々に帰り、

ソムリエさんとシェフさんもいつのまにか飲んでおりました。

あとから知りましたがソムリエさんはもう71歳、そして代表。

だから色々ワイン空けたりチーズ切ったりしていたのか。

にしても71歳か、すごく元気で歳は感じませんでしたね。

 

そして気づいたら我々と一緒に乾杯しておりました。

 

ここで一度お会計。

2人で28000円。なかなかですが、

ボトル空けてくれたり、試飲もさせてくれたり、

楽しい時間だったので、満足です。

 

もう閉店だからお会計になったのかな?と思いきや

 

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ソムリエさん特製ジントニックを、最後にサービスしていただきました。

 

そしてまた、乾杯。

 

なんだかほっこりしますね。

 

美味しい料理、ワイン、そしてみなさん明るくて

素敵なお店でした。

お客さんもみんな「美味しかった、ごちそうさまでした!」

と言い出て行く人が多く、よりほっこりです。

 

おそらく顔も名前も覚えてくれたと思うので、

またぜひ行きたいですね。

 

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We baseまでの帰りは雪が降っていたので、

缶ビールを飲みながら宿へ向かいましたとさ。

 

それでは、また。

 

<今回のお店>

ブラッスリー・シェ・アキ