1日2杯でOK?頭も良くなり老化も防げるかもなお酒
おはようございます。
世間はGWに入りましたね。いかがお過ごしでしょうか。
私はこの10連休、前半を東京、後半を地元秋田で過ごす予定ですので、
前半戦はワイン、後半戦は日本酒といきたいなとニヤついております。
さて本日のテーマ、頭も良くなり老化も防げるかもなお酒、
もうなんとなく予想できてしまうかと思いますが、
赤ワインです。
赤ワインが健康に良いとはあちこちで言われてますから、ほとんどの方が
「なんだ、知ってるわ」と感じる結果かと。
ですので、今回は
①なぜ白ワインではなく赤ワインのみが健康に良いと言われるのか?
②赤ワインの健康的なメリットとは何か?
この2つについて掘り下げようと思います。
<赤ワインのみが健康に良いと言われる理由>
まず赤ワインが健康に良いと言われている理由はポリフェノールが豊富に含まれているからであり、お酒の中でも圧倒的に多く、また緑茶の6倍と言われております。
ではなぜ白ワインではなく赤ワインなのか。
それは、ポリフェノールは主に、ブドウの果皮や種に多く含まれるからです。
赤ワインはブドウを皮、種ごと漬けて発酵させますが、
白ワインは皮、種は取り除いた状態で漬けて発酵されます。
この製法に違いがあるわけですね。
(白は白ブドウ、赤は黒ブドウという違いもあるのかもしれませんが)
つまり皮、種ごと漬けて発酵される赤ワインの方が、ポリフェノールが多く含まれるということですね。
<赤ワインの健康的なメリットとは?>
赤ワインにはポリフェノールが多い、その理由は製法にある。というところまではわかりましたが、ポリフェノールによりどんな健康的メリットが得られるのか。
ポリフェノールの中にも5000種類あると言われており、その中でも赤ワインには
アントシアニン、レスベラトロール、タンニンが、主に含まれております。
特に、アントシアニン、レスベラトロールに健康的メリットが確認されております。
LDL(悪玉)コレステロールを減らす効果があります。
LDLコレステロールは酸化することで悪さをするらしく、この酸化を防ぐ効果がアントシアニンにはあるそう。
酸化を防ぐということは、活性酸素を取り除き、アンチエイジングにも効果がありますね。
あまり聞きなれないですが、こちらは脳の機能を円滑にし、記憶力の改善、アルツハイマー病を予防する効果が確認されております。
ボルドー大学病院の研究によると、65歳以上377名を対象に飲酒量とアルツハイマー、認知症、死亡率の関係を3年に渡り調査したところ、
1日3~4杯赤ワインを飲んでいたグループは、お酒を飲まないグループに比べて、
アルツハイマー病は1/4、認知症は1/5、死亡率は約30%低下したという結果だったとのこと。
またレスベラトロールには老化を防ぐ遺伝子を活性化させる効果も確認されているそう。
さらに、2010年の観察研究では、5033人を7年に渡って調査したところ、1日2杯くらいのワインを飲む人は、他のお酒を飲む人よりも認知テストの成績が良かったという結果も出ているそうです。
ちなみにポリフェノール含有量1位の赤ワインは「カベルネ・ソーヴィニヨン」であることも研究によりわかっていること。
よりたくさんポリフェノールを摂取したいのであれば、重めの赤ワインであるカベルネを選べば良いわけですね。
適切な飲酒量
赤ワインを飲むメリットについて書いてきましたが、ではどのくらい飲めばいいのか?
これまで挙げてきたデータや、著書「最高の飲み方」でも推奨している量としては、
1日ワイングラスで2杯(100~300ミリくらい)とのことです。
飲み過ぎるとアルコールによる健康被害もあるので、このくらいかと。
まぁ私は2杯ではちょっとさみしいので、頻度を減らして3~4杯としたいところです(笑)
それではまた。
<引用・参考>
パレオな男
https://yuchrszk.blogspot.com/
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